「しゅービガン」見てきました

今日は、お芝居を見てきました。
劇団オパンポン創造社 第9回創造記念「しゅービガン」です。
http://akira-chin.com/search2.php?res_id=13387
ストーリーは、

田舎から東京へ出てきた娘が、彼氏の元に転がり込むのだが、その彼氏は、お芝居の道を目指していて、先輩の家に居候の身。
東京での三人の共同生活が始まり、娘は、彼氏の夢を叶えるべく、「ぼったくりバー」で、水商売のアルバイトを始める。
三人の共同生活は、だんだん歪んだものになり、彼女は、何かと先輩に意地悪をするようになり、彼氏も、芝居の道はあきらめて、就職してしまう。
結局、彼女の気持ちは、彼氏に伝わらず、水商売をしていることを知られて、分かれてしまう。
3年後、彼女の身を案じる先輩は、彼女のお店に通い続ける。
ある日、元彼氏の兄が、行方不明の弟を田舎に連れ戻そうと、お店に現れるのだが・・・。

ということで、4月に東京公演を控えて、「東京」という大都会を意識した内容になっています。
はすっぱな町の女になった娘の役を、池下さんが、入念な化粧姿と下ネタ満載の下品なせりふで、熱演していました。
彼氏には、思う気持ちが伝わらず、お店のマスターには、殴られたりと、今回も、不幸な女の役で終わるのかと思いましたが、ラストは、ハッピーエンドで、ほっとしました。
また、港さんが、心底人の良い先輩役を好演していました。
「昔には戻れないのだから、未来を向いて生きよう」
という意味のせりふが、印象的なお芝居でした。