人生二九歳変動説

「馬鹿な男ほど愛おしい(田口ランディ/著、新潮文庫)」という本
http://akira-chin.com/search2.php?res_id=12505
に、「人生二九歳変動説」というコラムがあります。
著者は、若い頃、編集者をしている10年間に、数多くの有名人たちに出会って取材をします。

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いろんな方の話を聞くと、かなりの確率で・・・・・というかびっくりするような確率で、二九歳で人生の転機を迎える人が多いのである。

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のだそうです。

さて、僕の場合はどうかと振り返ってみたところ、二九歳の年は、10年間東京にいて、大阪に転勤で帰ってきた年でした。
それ以来、大阪に住んで生活しているので、居場所を定めたという意味では、転機であったと思います。

でも、仕事面では、その10年後、三十九歳の年の方が、転機であったように思います。
この年は、阪神大震災の年で、私生活の面でも、変動の年でしたが、仕事の面では、震災復興の仕事で、この時一緒に苦労した人たちとは、それ以来今に至るまで、仕事の関係は続き、僕の一番信頼できる仲間になっています。
かけがいの無い仕事仲間を見つけたという意味で、とても大切な年だったと思います。

更に10年後の四十九歳の年・・・去年ですが・・・は、WEBの専用サーバーを開いた年です。
これから、WEB生活が生活の中心になっていくのかどうか、次の五十九歳の時に、何が転機であったのかが、分かることと思います。

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「九」という数字は、物事を転換させる力を持っていると言う

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ことですので、そういう目で、自分の人生を振り返ってみると、面白い発見があるものです。